
新課程による大学入試が2025年から始まります。大きく変わる状況に高校生たちはどう対応しようとしているのでしょうか。予備校大手の河合塾が、高校生500人を対象に調査しました。
1年生と2年生計365人に尋ねたところ、93%の生徒が新課程入試に不安を抱えていました。
その理由については、35%の生徒が「新課程入試で変わる内容がわからないから」と答えました。次いで、27%が入学共通テストに情報Ⅰが追加されることを、16%は過去問がないことを挙げました。
誰も経験していない入試に対し、どう対策をとっていいのか悩んでいることがうかがえます。
それでも、1、2年生の95%は「新課程の入試対策は早めに始めた方がいい」と考えていました。
■2025年度から新課程入試となりますが、不安なことはありますか?
<SA=365>

■新課程の入試対策は早めに始めた方がいいと思いますか? <SA=365>

3年生も加えた全員に、高校生活と受験勉強を両立して現役合格するには何が必要かを複数回答で尋ねると、最も多かったのは「効率の良い学習方法を身に付ける」(70%)でした。
次いで、56%が「周りよりも早く勉強を始める」と答えましたが、実際には1年生の82%、2年生の63%が受験勉強を始めていませんでした。
■高校生活と受験勉強を両立して志望校に合格するために、必要なことは何だと思いますか?<MA=500>

■あなたは、大学入試に向けて勉強を始めていますか? <SA=500>
