「……わたしの声が、必要とされてる?」

ブラインドサッカーで世界を目指す17歳の女子高生、華と六花の物語

朝日中高生新聞に連載され、大人気を博した小説が、待望の書籍化!

主人公は、生徒会を辞めてぽっかりと時間ができてしまった高2の華。目標を見失っていた時に、幼なじみの六花(りっか)と偶然再会し、六花が打ち込む「ブラインドサッカー」に出会う。

まるで目隠しなどしていないかのような華麗なドリブルや、競技の迫力にすっかり魅せられた華は、気づけば声で選手をサポートする「ガイド」を引き受けていた――。

六花と再会して新たに動き出した華の日々や、ブラインドサッカーで世界を目指す挑戦の日々と友情を描く青春小説。

「太陽ときみの声」シリーズ3部作の最終刊ですが、前2作と主人公が異なり1巻完結で読めます。2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて注目度急上昇の作品です。

  • 2019年12月20日発売
  • 川端裕人・著
  • 定価1,320円(税込)

この本をAmazonで見る
(外部リンク)

川端裕人(かわばた・ひろと)

1964年生まれ。東京大学教養学科卒業後、日本テレビに8年間勤務。退社後はコロンビア大学ジャーナリズムスクールに籍を置きながら、文筆活動を本格化。フィクション・ノンフィクションの両分野で活躍する。著書は小説に『夏のロケット』(文春文庫)、『銀河のワールドカップ』(集英社文庫)、『青い海の宇宙港(春夏編・秋冬編)』(早川書房)、『声のお仕事』(文藝春秋)など。ノンフィクションに科学ジャーナリスト賞、講談社科学出版賞を受賞した『我々はなぜ我々だけなのか』(講談社ブルーバックス)、『動物園にできること』(文春文庫)など多数。

※本サイトに掲載されるサービスを通じて書籍等を購入された場合、売上の一部が朝日学生新聞社に還元される事があります。