朝日中高生新聞で連載 漫画「明日がくる」
第7弾は2017年掲載の51話を収録

誇りって他人任せにして、文句ばかり言っている人にはわからない―「誇り」、いじめをしたという過去が時を越えて何度もやってきて、一生私を苦しめる―「タイムマシン」、カッターを取り上げるだけではリスカは終わらないように、「いじめをやめなさい」と言うだけではいじめは終わらない―「私たちが欲しいもの」、いじめをしてくる人に対して腹が立って、それよりも、作り笑いを浮かべる自分に腹が立って、本当は泣いて叫びたい、やめてほしいと心の底からうったえたい―「プライド」など。

多くの作品の中から、自分と似た物語を見つけたり、別の立場から考えたりすることができます。今回は、連載を続ける著者からのメッセージ漫画も入っています。巻末には、シチュエーション別のおすすめ索引。

◆19年度中学校道徳の教科書(東京書籍、教育出版)に、シリーズ1巻(セレクト版)の収録作が登場。

【7巻の収録作品】

プラスに受け取ろう/幸せの割合/深夜のメール/忘れなければ/原因を探して/バレンタインの思い出/無力なオレ/旅人/私だけの宝物/自立への一歩/心の闇は誰かの光/勇気ある行動/親友の条件/心の中に入れてあげない/「今日」が好き/グループってなに?/黒い布/存在探し/はじめてのさよなら/覚悟を決めて/あの時の言葉/みんな不安/誇り/闘い/居場所/鏡/坂道/時間をかけて/話しかけてね/反応しないで/私を見て/フルーツパフェのことだけ/バランス/恵まれた国で/他人の気持ち/プラスの存在/現実を生きるために/私らしくなりたい/小さな私/つらい日々の過ごし方/間違った努力/一番ではなく一流に/プライド/公約数を探せ/新しい自分ノート/自分本位で/私たちが欲しいもの/タイムマシン/顔のせい?/話のポイント/とあるマンガ家のつぶやき……おすすめ索引

  • 2019年10月25日発売
  • 本山理咲・著
  • 定価1,650円(税込)

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本山理咲(もとやま・りさ)

1968 年、神奈川県大和市生まれ。1990 年、漫画家デビュー。以後漫画、イラスト、絵本などの仕事を手がけ、現在に至る。2009 年、連載中の「明日がくる」(朝日中高生新聞)が、「中学道徳2・心つないで」(教育出版)に、2019 年、「新しい道徳1・2・3」(東京書籍)「中学道徳 とびだそう未来へ 1 年」(教育出版)に採用される。著書に『ハッピーエンドではじめよう』(芳文社)、装画を担当した「だいじょうぶ!親の離婚」(日本評論社)などがある。長野県長和町在住。

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