
――どんな中学生でしたか?
SF小説にはまり、当時月刊の「S-Fマガジン」(早川書房)を学校に行く前に買って、その日のうちに全部読んでしまいました。人間が宇宙で暮らす方法についてなどを読んでいたら、理科が得意になりました。SFはおすすめですよ。国語力だけじゃなくて、理科の力もつきます。
――中学生の時、部活には入っていましたか?
天文気象部に入りました。練馬区立の公立の中学校だったんですけど、毎日雨量を測って東京管区気象台に報告するという役回りの学校だったんですね。そういうことをしているうちに「将来気象庁の予報官になりたい」と思い始めました。小学生の時に「地方で働く記者になりたい」と思ってたんだけど……。やっぱり子どものころの願いって、結構変わるわけですよね。

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