主人公のはるかが中学生になった春、いとこの芽久実が大学に合格し、山口県から上京することに。恋愛話や子どもの頃の話、将来の話など、誠実な性格の芽久実と話をする日々は、はるかにとって大切な時間になっていました。しかしある日、そんなおだやかな日々が失われ、はるかは自分の心がわからなくなり、生きる気力をなくしてしまいます。

命とは、死とは……。生命の在り方を問いかける一冊です。

(朝日中高生新聞2024年10月6日号)

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