高校生の半数以上が推薦系選抜の大学受験を予定、検討していることが、学習塾を運営する明光ネットワークジャパン(東京都)の調査でわかりました。

調査は2024年9月27日~10月1日、大学進学を希望する高校1~3年生の子どもを持つ保護者を対象にインターネット上で行われ、840人から有効回答を得ました。
学校推薦型選抜や総合型選抜などの総称である推薦系選抜を知っている保護者は781人おり、子どもが受験する予定かどうかを尋ねたところ、55%が予定、検討していると答えました。

推薦系選抜のメリットについては「早く合格が決まる」が最多で、次いで「受験勉強の負担が少ない」「合格率が高い」が並びました。

子どもが受験を予定、検討している保護者435人に、現在の偏差値よりも上の大学を志望するかどうかを尋ねると、 半数近くの48%が上の大学を選ぶという回答でした。

この435人の67%は、実際に子どもが受験するとしたら学校の授業だけでは不安だと感じていました。
具体的に何が不安かでは、「小論文対策」が最多で、次いで「個別の弱点対策」「学科試験対策」などが続きました。


推薦系選抜の受験を予定、検討している子どもが学業以外に力を入れていることでは「部活動」が最多で、「資格取得」「学校行事への参加」などが続きました。


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