
――どんな中高生でしたか?
中学では演劇部に入りました。2年生の時、担任の先生に「あなたは男役が似合う。宝塚(音楽学校)に行ったら?」といわれました。宝塚だったらいろんなお芝居の基礎を教えてくれるし、舞台にも立てると思い、目指しました。
――高校2年を終えてから、宝塚音楽学校に入りました。受験まではどんな道のりでしたか。
高校に上がってから、本格的にクラシックバレエと声楽の勉強をしました。宝塚の受験のために通ったバレエ教室は、とても厳しかった。そこの先生に「習い事は休むと意味がない」「習ったなら必ず来る」ということを徹底的に教わりました。「確かに」と思い、大雪が降って電車が止まりそうな時も行きました。それは今、すべてのことの基盤になっています。仕事も、休まない。やむを得ないことももちろんありますが、基本的に休まない。「休めない」のではなくて、「休まない」のだと思っています。
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