
――中学生の頃は吹奏楽部だったそうですね。
友達が入るし、音楽の授業も好きだしで、軽い気持ちで入りました。最初はサックスのような花形をやりたかったんですが、リズム感がよかったことから打楽器を任されたんです。そのパート分けの発表の後、トイレで泣きました。「打楽器って……! 吹奏楽って吹いて楽しいもんやん!」って(笑)。打楽器の先輩に申し訳なかったですね。でも、打楽器が一番向いていたと思います。
――どんなところが合っていたんですか?
打楽器って数百種類以上もあるんですよ。トライアングルにタンバリン、カスタネットに鉄琴、木琴、小太鼓など種類がたくさんある。同じ曲でもシンバルをやっていたら2小節後には違う楽器をたたいたりと、動き続けるんです。クラリネット担当だったらそれしか吹かないから、飽き性の私はやめていたと思いますね。
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