
「2022ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)にノミネートされた30語が4日、発表されました。あなたはいくつわかりますか?
●インティマシー・コーディネーター…性的シーンの撮影現場で制作側と俳優の合意形成を支援する専門職
●インボイス制度…消費税率を正確に把握するため、国が2023年10月に導入する制度。反対の声が続出している
●大谷ルール…米大リーグで、先発投手が降板後も指名打者で継続出場可能に。大谷翔平選手がきっかけの新規則
●オーディオブック…書籍の朗読を配信する音声コンテンツ
●OBN(オールド・ボーイズ・ネットワーク)…男性中心の組織が作り上げてきた文化や人間関係を指す言葉
●オミクロン株…新型コロナウイルスの変異株で、感染力が強い。対応するワクチンの接種が9月に始まった
●顔パンツ…マスクをたとえた言葉。外して顔をさらすのは、下着を脱ぐのと同じぐらい恥ずかしい、という意味
●ガチ中華…日本人に合わせず、味も店の雰囲気も本場の中国料理
●キーウ…ロシアが侵攻したウクライナの首都。従来の「キエフ」から、ウクライナ語読みに政府が変更した
●きつねダンス…プロ野球日本ハムの応援ダンス。動画投稿サイトなどで、まねして踊る人が続出

●国葬儀…銃撃され亡くなった安倍晋三元首相を悼み、内閣府の行う国の儀式として9月27日に行われた
●こども家庭庁…子どもに関する政策の司令塔として、来年4月に内閣府の外局として新設される
●宗教2世…特定の信仰を持つ親のもとに生まれた子ども。安倍氏の銃撃事件後に、献金被害や虐待が問題化した
●知らんけど…文末に付けて責任を回避する、関西の人の口ぐせだったが、その他の地域にも広がった
●SPY×FAMILY…コミック配信サイト『少年ジャンプ+』で連載中の漫画。4月にアニメ化され大人気に
●スマホショルダー…肩からスマートフォンを斜め掛けできる小型バッグ。「手ぶら」の流行にも乗った
●青春って、すごく密なので…夏の全国高校野球選手権大会で東北勢として初優勝した仙台育英の須江航監督がインタビューで語り、共感を得た
●#ちむどんどん反省会…NHKの朝ドラ「ちむどんどん」の放送後に視聴者が内容を話題にするツイート
●丁寧な説明…岸田文雄相がことあるごとに強調する言葉だが、実態には野党などから不満が多い
●てまえどり…コンビニやスーパーの棚で、手前にある販売期限が近い商品から購入しようという、食品ロス削減のための呼びかけ
●ヌン活…ホテルのラウンジなどで優雅にアフタヌーンティーを楽しむこと
●BIGBOSS…プロ野球日本ハムの新庄剛志監督が自ら指示した呼称。今季限りにすることも発表した
●村神様…56本塁打を放ち、最年少で三冠王になったプロ野球ヤクルトの村上宗隆選手につけられた愛称
●メタバース…アバター(分身)で交流するネット上の3D仮想空間。幅広い分野に活用が広がっている
●ヤー!パワー!…再ブレークした芸人・なかやまきんに君の決めぜりふ

●ヤクルト1000…「睡眠改善」の機能をうたう商品が人気。特に乳酸菌飲料「ヤクルト1000」は売り切れが続出している
●リスキリング…主に社会人がデジタル分野など「学び直し」をすること
●ルッキズム…外見に基づく差別や偏見。「外見至上主義」とも訳される
●令和の怪物…4月に28年ぶりの完全試合を達成したプロ野球ロッテの佐々木朗希投手を指す。「昭和の怪物」は江川卓投手、「平成」は松坂大輔投手
●悪い円安…円安で日本経済が上向く時もあるが、今は輸入価格が上がることで家計負担を重くする側面が大きい
(朝日中高生新聞2022年11月13日号)

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