高校生がアイデアや表現力、伝える力を競い合う「第3回 全国高校生プレゼン甲子園」(同実行委員会主催)の決勝大会が開かれ、最優秀賞に奈良県立国際高校の3人組「Team GUM(チーム ガム)」(近畿ブロック代表)が輝きました。

今回の大会テーマは「Well-being(ウェルビーイング)と未来社会-幸せとは何か-」。多面的・持続的な幸せを意味するウェルビーイングの実現に向けて、具体的な行動を伴う提案が求められました。全国616チームの中から、1次・2次審査を経て決勝に進んだ10チームが8月19日に福井市のハピリンホールで、5分間のプレゼンテーションと10分間の審査員との質疑応答に臨みました。

奈良県立国際高校「Team GUM」は、「みんなで創(つく)る幸福のメカニズム」と題した発表で、ウェルビーイングを「日々の食事から幸せを見いだすこと」と定義。誰かと一緒に食事を楽しむ「共食」が持続可能な幸せにつながるとして、世代を超えた多様な人々が食卓を囲む場「Withキッチン」の創設を提案し、高く評価されました。

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また、優秀賞には、山梨県立甲府第一高校「むすび」(関東ブロック代表)、静岡県の浜松学芸高校「念(おも)いの発信から繋(つな)がる未来を目指して」(審査委員推薦)、宮崎県立飯野高校「Nection(ネクション)」(九州・沖縄ブロック代表)の3チームが選ばれました。