「GMOメディア」が、中学生の男女747人に実施した「資格・検定に関する調査」の集計結果がまとまりました。

「資格や検定試験を受検したことがある」と答えた割合は、1年生では49%でしたが、2年生では61%、3年生では69%と学年を追うごとに上昇し、1年生と3年生を比べると、20ポイント増加していました。

「受検したことのある資格・検定」(複数回答可)については、どの学年でも「英検」(実用英語技能検定)がトップ、「漢検」(日本漢字能力検定)が続きました。

「これから取得したい資格・検定」(同)としては、「英検」や「漢検」、「TOEIC」をはじめ、「数学検定・算数検定」(実用数学技能検定)や「ジュニア・プログラミング検定」が上位となりました。

「資格・検定を受検する目的」(同)は、「受験に役立てるため」が1年生(98票)、2年生(117票)、3年生(101票)と、全学年で最も多い回答となり、「将来就きたい仕事に役立てるため」が続きました。中学生のうちから、将来のキャリアに向けた準備をしている様子がうかがえます。

「資格・検定の勉強のために利用したもの」(同)としては、全学年で「参考書・問題集」という回答が最も多くなりました。一方、「アプリ」や「タブレット学習」などオンラインを使った方法も一定の割合を占めています。IT分野の技術の進化が加速していることから、今後はオンライン学習がより一般的になっていくのかもしれません。

〈調査の概要〉
調査方法:インターネット調査
調査対象:チャット型小説サービス「プリ小説 by GMO」を利用している中学生(13~15歳)の男女747人
調査期間:2023年10月19日~23日