中学生は平日に平均1時間半ほど家庭で自主的に勉強していることが、学習塾検索サイトを運営するDeltaXの調査でわかりました。

調査は2024年3月にインターネット上で行われ、中学生の子どもを持つ保護者100人から有効回答を得ました。
学校の宿題以外の自主的な勉強を家庭でしているかどうかを尋ねたところ、72%が「はい」と答えました。

自主的な家庭学習の時間を尋ねると、平日で一番多かったのは「30分~1時間」(24%)でした。平均すると1時間27分で、学年が上がるごとに長くなっていました。


週末の勉強時間は平日より長く、3時間以上という生徒の割合は平日より30ポイント以上も高くなっています。
塾との関係を調べたところ、通っている生徒のほうが通っていない生徒よりも勉強時間が長いという結果になりました。

また、自主的な家庭学習で何を勉強しているのかを尋ねたところ、「数学」が最も多くて25%、ついで「英語」24%でした。

家庭学習に使う教材は、「学校で配布される問題集」が33%で最も多く、次いで「市販のドリルや参考書」(19%)、「塾の教材」(18%)と続きました。スマホやタブレットのアプリ、YouTubeの教育動画なども一部の生徒に利用されていました。
