受験生が親から言われて嫌だと感じた言葉とはどういうものだったのでしょうか。学習塾を運営するA.ver(東京都文京区 )の調査で、「勉強を催促する言葉」と答えた大学生が一番多かったことがわかりました。
調査は2024年5月8〜15日、第一志望校に合格した大学生を対象にインターネット上で行われ、173人から有効回答を得ました。

受験期に親の協力やサポートが十分にあったか尋ねると、84.4%が「非常にそう思う」「ややそう思う」と答えました。

親から十分なサポートを受けたと答えた大学生146人にどんなことが嬉しかったかを聞くと、「心理的なサポート・励まし」が最も多く、「食事の準備や栄養管理」「勉強中の食費・参考書代など金銭的な援助」などが続きました。

逆に嫌だったことは、多い順に「過度な期待やプレッシャー」「勉強方法・進路の強要」「成績や努力に対する否定的な評価」などでした。

親から言われて嬉しかったのは「結果に関わらず、努力を褒める言葉」が最も多く、次いで「受験中の健康を気遣う言葉」「自信を持たせる励ましの言葉」などでした。
「わからない/答えられない」以外の回答をした人に具体的に答えてもらったところ、「頑張ってるね。やりすぎたらダメ」「縁のある大学に合格する」などが挙がりました。

親から言われて嫌だった言葉については、「勉強を催促する言葉」に次いで「過度な期待を仄めかす言葉」「他の受験生と比較する言葉」などが多い結果となりました。
やはり、具体的に教えてもらうと「これくらいできて当たり前だよね」「せっかくお金払って塾通いやるけん。がんばれ」などの回答がありました。
嫌だった理由については、「過度なプレッシャーを感じるため」が最も多く、「勉強を強要されるとストレスを感じるため」「受験に対する不安を煽られるように感じるため」などが続きました。
