江戸時代に活躍した甲賀忍者の末裔が、現代でひっそりと日本の平和を守っていたら――。会社員の木陰は特異な体で東京スカイツリーを登り、料理人の赤味は毒術使い、キャバ嬢のはるみは手裏剣技が光るくの一など、仮の姿で現代社会を生きる忍者が令和の東京を舞台に暗躍します。警察から頼まれる難事件を忍法で解決していく様子は痛快です。

暗号などの謎解き要素もあり、推理モノとしても読み応え満点です。

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(朝日中高生新聞2025年3月2日号)

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