部活が強制の学校で、なんとなく生物部に入部したあかね。生き物好きな石川さん、実験好きな弓削さんと3人で、カエルやサンショウウオの卵を飼育していくことに。でも、それぞれの考えは違っていて……。

繊細な心理描写が光る文章に、いつのまにか引き込まれ、登場人物の気持ちに共感させられます。

ほのぼのとした挿絵にいやされる、理科好きにも、理科が苦手な人にもおすすめの一冊です。

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(朝日中高生新聞2025年5月4日付)

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