青森市・三内丸山遺跡で特別展

青森市の三内丸山遺跡センターで、特別展「縄文時代のおわり―クマとイネと土偶」が開かれています。縄文時代から弥生時代へとうつる段階で、北東北地方には、ほかの地方では見られない独自の弥生時代があったとしています。弥生式土器の形を受け入れながら、土器の作り方は縄文時代と同じで、現代でいえば「コピー品」を作っていたといいます。特別展は10月5日まで。

三内丸山遺跡

縄文時代の集落(ムラ)のあと。土器なども発見されています。2021年、三内丸山遺跡をふくむ「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されました。

(朝日小学生新聞2025年9月17日付)