
今年、日本で一番高いビルの記録がぬりかえられます。東京の麻布台ヒルズに建つ330メートルのビルです。日本にはいつから高いビルができるようになり、これからビルの建設はどうなっていきそうか、専門家に聞きました。(小貫友里)
麻布台ヒルズ完成へ
東京都港区で再開発が進む「麻布台ヒルズ」に、高さ330メートルのビルがこの春完成します。大阪市の「あべのハルカス」(300メートル)をぬいて日本一高いビルになります。オフィスやホテル、お店、学校などが入り、オープンは今年秋の予定です。
都内ではほかにも超高層ビルがつくられています。東京駅の北東側には、高さ390メートルの「トーチタワー」が建設中で、高さ日本一の座はさらに代わる見通しです。
ちなみに、世界一高いビルはアラブ首長国連邦の中心都市ドバイにある「ブルジュ・ハリファ」(828メートル)です。
戦後、超高層ビル誕生
太平洋戦争以前の日本は、木造の低い建物がのっぺりと広がる街並みでした。建物には、100尺(31メートル)以下にするという法律の制限もありました。
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