イスラエル軍による攻撃でパレスチナ自治区ガザ北部に上がった煙=9月16日 AP/アフロ

イスラエル軍 住民の被害広がりそう

イスラエル軍は9月16日、パレスチナ自治区ガザのもっとも大きい都市ガザ市に、地上侵攻を始めたと発表しました。争いが続く、イスラム組織ハマスへの新たな攻撃としています。これからガザ市の中心部に進み、ハマスの戦闘員を取り囲む計画だといいます。

ガザ市の住民は約100万人です。イスラエル軍は前もって避難を呼びかけましたが、まだ多くの人が市内に残っているとみられます。住民への被害が広がりそうです。

世界ではイスラエル軍のガザへの攻撃を批判する声が高まっています。スペインでは14日、自転車の国際大会にイスラエルチームが参加することに抗議活動が広がり、大会が中止になりました。

(朝日小学生新聞2025年9月18日付)