
「はだしのゲン」作者が次の世代に遺す心からのメッセージ
「忘れてしまうことが大事なこともあるが、これだけは忘れてはいけない」
小学1年生のとき、広島で被爆し、父、姉、弟、妹を亡くした著者(73歳)は、原爆を題材にした漫画『はだしのゲン』を発表し、大きな反響を巻き起こしました。原爆の恐ろしさを訴え続けてきた著者が、73年の人生の幕を閉じる直前に力をふりしぼり「遺書」の代わりに残した作品です。原爆と原発について、またそれを乗り越える人間のたくましさについて、自身の半生を振り返りながら語っています。
「はだしのゲン」の印象的なページも抜粋して、多数掲載しています。中学以上で習う漢字には原則としてルビをうってあります。
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