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ふりがなつき。ニュースがわかる、知識がつく。

独自のレシピ楽しむ「クラフトコーラ」
かんきつ類やスパイスなど、主に天然の材料で作る、手作りのコーラを「クラフトコーラ」といいます。地方の農産物を使うなど、素材にこだわったり、生産者の思いがこもった独自のレシピや製法を用いたりすることが多いのが特徴です。
小林さんは、インターネットで100年以上前のコーラのレシピを見つけ、コーラ作りを始めました。初めはなかなか満足のいくものが作れませんでしたが、生薬を仕入れて漢方薬に加工する職人だったおじいさんがのこした資料や道具を参考にしてみたら、おいしいコーラができたそうです。今回教えてもらったのは、そのレシピや作り方をとても簡単にしたもの。
「レシピから足したり引いたりすれば、オリジナルコーラが作れます。想像力を使って、いろいろな工夫をしてみてください」
コーラ小林さんからメッセージ
自分が好きなことを大切に
小林さんは、学生時代にコーラに「ハマり」、世界中のコーラを飲み歩き、やがてコーラを作るようになりました。小林さんにとって「好きなこと」「得意なこと」「人から求められていること」の三つが合わさったのがコーラ作りでした。
「自分が好きなことを大切にしてください。虫取りが好きとか、じゃりを集めるのが好きだとか。好きなことを馬鹿にされても、気にしないで。今、みんながいる世界はとてもせまいです。つらい思いをしていても、この先広い世界が待っているので、安心してください」
【朝日小学生新聞】ふりがなつき。ニュースがわかる、知識がつく。

基本の材料
■水…250cc
■砂糖〔あわせて250gになるように〕
グラニュー糖…125g
きび糖…125g
■かんきつ類〔あわせて1個になるように〕
レモン…1/2個
ライム…1/2個
■スパイス〔5種類程度を自由に調合〕
シナモンスティック…2本
クローブ…2g
カルダモン…2g
ナツメグ…2g
バニラビーンズ…1/2本
※〔 〕内は、アレンジするときの目安です
作り方
(1)砂糖2種類と水を計量し、鍋に入れる。
(2)かんきつ類を輪切りにする。

(3)クローブ、カルダモンをすりつぶす。バニラビーンズはさやに切れ目を入れ、中身を取り出す。ナツメグはおろし金などを使ってすりおろす



(4)バニラビーンズを除くスパイスと、かんきつ類を鍋に入れる。
(5)中火にかけてかきまぜ、沸騰させる。

(6)沸騰したら火を消し、(3)で取り出したバニラビーンズの中身を入れて、10分ほど放置し冷ます。

(7)冷蔵庫で一晩寝かせる。
(8)ざるなどでこしたら、コーラシロップのできあがり。飲むときは、シロップと無糖の炭酸水を1:3で割り、氷を入れ、シロップに使ったレモンをそえる。
※シロップは密閉容器に入れ、冷蔵庫で約1か月ほど保存可能。
アレンジ!
基本のクラフトコーラのレシピに、好きな素材を加えてアレンジしよう。
たとえば…
・レモンやライムを、地元でとれるかんきつ類にかえてみる
・砂糖の種類をかえてみる
・ブラックペッパーをふってピリッと大人の味に
・さんしょうを加えて、和風コーラに
(朝日小学生新聞2022年7月20日付)
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