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ふりがなつき。ニュースがわかる、知識がつく。
まんがを読むのは好きですか? 今年の夏は、まんがを描くことに挑戦してみましょう! まんが雑誌「りぼん」(集英社)の編集者「おーちゃん」と「カメカメ」に、紙にかく場合に必要な道具や、お話の考え方のコツを聞きました。(小勝千尋)
「りぼん」編集者おーちゃん、カメカメがコツを教えるよ

準備するもの
えんぴつ、消しゴム、まんが用原稿用紙、定規、ミリペン(ペン先がミリ単位の細いマーカーペン)、筆ペンまたは太いマーカーペン、コピー用紙またはノート

8ページのまんがをかいてみよう
1.何がかきたいか考える
「このシーンがかきたい」「このせりふがかきたい」など、かきたいことを考えます。それが魅力的にうつるように、だれが、どこで、何をするかを組み立てていきます。
2.どのページにどんなシーンをのせるか考える
1ページ目にはタイトルと絵をかいた「扉絵」、2~8ページにお話をかきます。

多くても1ページに5コマくらいが読みやすいのでおすすめ!

まんがは2ページがいっしょに見える「見開き」になることも意識して!

3.ネームをかく
せりふや人物を置く場所などを考えながら、2で考えた構成を、コピー用紙やノートなどにかんたんにコマ割りをしてかきます。

ネームはまんがの「設計図」。2までで考えたことがおさまるか、読みやすいかなども考えましょう

4.したがきをする
構成がかたまったら、目盛りが付いたまんが用の原稿用紙に、えんぴつでしたがきをします。まずは定規を使ってコマをかきます。次にせりふのふきだし、最後に絵をかきこんでいきます。

読む方向がわかりやすいように、コマをまたぐふきだしを置いたり、わざと絵をはみ出させたりすることも

【朝日小学生新聞】ふりがなつき。ニュースがわかる、知識がつく。
5.ペン入れ
したがきにそって、ミリペンでかいていきます。順番はしたがきと同じです。黒い髪の毛や夜空などは、筆ペンや太いマーカーペンでぬります

6.消しゴムかけ、スクリーントーンはり
えんぴつの線を消しゴムで消します。もっと挑戦したい人は、影や服の柄、背景などに、さまざまな柄が印刷されたシート「スクリーントーン」を切って、はってみましょう。


スクリーントーンは画材屋さんなどで買えます。空の柄や花柄などいろいろなトーンがあります

7.せりふを書きこんで完成!

8ページかくのは時間がかかるので、夏休みに挑戦するのにぴったり! まんがは読んでもらうことで成り立ちます。家族や友だちに感想をもらってみて

いきなりかき始めると、キャラクターの設定がぶれてしまうことも。矛盾をなくすためにも、最初に全体の設定をかためましょう

「りぼん」9月超特大号には、ペンやスクリーントーン、原稿用紙など、まんがに挑戦できる道具がそろった「キラキラ★まんが家セット」がついてきます。8月3日発売です

集英社は「小学生まんが大賞」を開催中
「りぼん」や「ジャンプ」など3誌の作家や編集長が審査員をつとめます。しめきりは2024年3月31日。くわしくはホームページで
(朝日小学生新聞2023年8月1日)
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