地震のゆれと強さ

マグニチュードは地震そのもののエネルギーの大きさのこと。震度はそれぞれの場所のゆれ方の度合いのことです。マグニチュードと震度の関係は、電球と明るさの関係にたとえられます。電球そのものの明るさをあらわすのがマグニチュードで、震度はまわりの明るさです。同じ電球の光でも、電球からの距離によって明るさはかわります。

このようにマグニチュードの値が同じであっても、震源が遠ければ震度は小さく、震源が近ければ震度は大きくなります。

震度と被害状況

震度0 人はゆれを感じない
震度1

屋内にいる人の一部がわずかなゆれを感じる

震度2

屋内にいる人の多くがゆれを感じ。つり下げ物がわずかにゆれる

震度3

屋内にいるほとんどの人がゆれを感じ、屋外では電線が少しゆれる

震度4 電線が大きくゆれ、歩いていてもゆれを感じ、かなりの恐怖感がある
震度5弱 屋内ではつり下げ物が激しくゆれ、屋外でも電柱がゆれるのがわかる
震度5強 棚の食器や本が落ち、墓石がたおれ、多くの人が行動に支障を感じる
震度6弱 立っていることが困難となり、耐震性の低い木造住宅では倒壊するものがある
震度6強 立っていることができず、壁や柱の多くが破壊、倒壊する建物がある
震度7 家具が大きく移動し、耐震性の高い建物でも大きく破壊するものがある

(気象庁震度階級関連解説表から抜粋)