人を惑わす妖しいチャームから、莉緒は大切な友だちを守れるのか―。

大嫌いな自分を好きになる、魔法の1か月がはじまる!

もうすぐ6年生になる内気な莉緒。春休みに引っ越した古い洋館でアンティークの鏡を見つけたことで、次々と不思議な事件が起こります。友だちと協力して事件に立ち向かううちに、これまで、自分のホントの気持ちを伝えずに何となくやり過ごしてきた莉緒にも、小さな変化が……。自分の気持ちを表現するのが苦手な子たちへ贈る、新しいはじまりの季節にぴったりの物語です。

子どもといっしょに選んだ、第11回朝日学生新聞社児童文学賞受賞作。

2020年10月~12月に朝日小学生新聞にて連載後、待望の書籍化!

  • 2021年5月10日発売
  • 香坂理・作、結布・絵
  • 定価 1,320円(税込)

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著者・香坂理(こうさか・りい)

岡山県生まれ。立命館大学法学部卒業後、システムエンジニアとして自治体や医療系のシステム開発に携わる。現在は、学習塾で主に数学と進路に関する相談を担当している。『莉緒と古い鏡の魔法』で、第11回朝日学生新聞社児童文学賞受賞。

絵・結布(ゆう)

イラストレーター。主な作品に、上橋菜穂子原作の『闇の守り人』の漫画化や、児童小説『スイマー』(作・高田由紀子)の表紙カバー絵など多数。

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