
朝日小学生新聞から生まれた人気小説「言葉屋」シリーズ
危機を救うのは言葉かもしれない
「言葉屋」とは、「言葉を口にする勇気」と「言葉を口にしない勇気」を提供するお店です。
言葉屋修行中の詠子は、いよいよ中学3年生の春をむかえます。最終学年の重圧や環境の変化にたえきれず、たよりにしていた仲良しのおじさんと、けんかしてしまいます。
すれちがう気持ちをかかえたまま詠子は、子どもの貧困やブラック校則、遠距離の人間関係という、さまざまな「差」が生む問題に出会い、未来を照らしてくれるものが、いつも「言葉」であることに気がつきます。
そして、思いをよせる桐谷伊織くんが、留学を考えていることを知り、ショックを受けます。眠れぬ夜に、詠子が救いを求めたのは……? 朝日小学生新聞から生まれた人気小説シリーズ第8弾。
■お試し読み(第一章冒頭の一部を掲載)はこちら(PDF)
- 2020年3月31日発売
- 久米絵美里・作、もとやままさこ・絵
- 定価 1,430円(税込)
作者・久米絵美里(くめ・えみり)
1987年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。『言葉屋 言箱と言珠のひみつ』で第5回朝日学生新聞社児童文学賞を受賞し、デビュー。他の著書に『君型迷宮図』(朝日学生新聞社)、『嘘吹きネットワーク』(PHP研究所)。
絵・もとやままさこ
1982年神奈川県生まれ。武蔵野女子大学文学部日本語日本文学科卒。イラスト、書籍の挿絵などで活動。『夏の日』『ゴムの木とクジラ』『ぜいたくなあさ』『まどろむ、わたしたち』(白鳥博康著、銀の鈴社)などで絵を担当している。
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