「世界を変えるにはどうしたらいいんだろう?」

――あなたも自分なりに考えてみてください。

児童文芸新人賞を受賞した『星空点呼 折りたたみ傘を探して』につづく待望の2作目。
朝日小学生新聞で2016年1~3月に連載した小説が本になりました。

アヤが引っ越した先は、なんと20年前?!――

小学6年生になる直前の春休み、突然引っ越しすることになった彩人(アヤ)。おさななじみで中学受験の勉強にはげむ連司(レン)。現在と過去にわかれて過ごした、男子ふたりの視点でえがいた1年間の成長物語です。妹がいじめられていることを知り、自分が友だちしていたことに気づいたレン、ちょっとしたことで仲間とけんかしてしまったアヤ。なんとかしようと、それぞれ行動を起こします。

挿絵・装画は、書籍ほか、広告・宣伝のビジュアルでも活躍している小倉マユコさん。

  • 2016年7月25日発売
  • 嘉成晴香・作、小倉マユコ・絵
  • 定価1,320円(税込)

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作者・嘉成晴香(かなり・はるか)

1987年4月9日、和歌山市生まれ。中学2年生のとき、詩集『会いたくなったら いつでも会える』(文芸社)を出版。2013年に第4回朝日学生新聞社児童文学賞を受賞した『星空点呼 折りたたみ傘を探して』(朝日学生新聞社)で、第43 回児童文芸新人賞を受賞。大阪市在住。

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