
明治時代にタイムスリップ、少年の魂がご先祖様と入れ替わった!?
梅枝大和(うめがえ・やまと)は、小学校6年生。法事の席でお茶を飲もうとしたとき、茶碗の中に見知らぬ男の顔を見た。一気に飲み干すと、意識が遠のき、気がつけば明治時代にタイムスリップ!
ご先祖様の勇二郎と“魂"が入れ替わった大和は、行く先々で、不思議な出来事に巻き込まれる。ミステリアスな展開の中にも、ユーモアがちりばめられたストーリー。
- 2012年11月30日発売
- 小森香折・著
- 定価880円(税込)
小森香折(こもり・かおり)
東京都生まれ。青山学院大学文学部卒業後、学習院大学大学院でドイツ文学を学ぶ。「ぼくにぴったりの仕事」で、第12回毎日新聞小さな童話大賞を受賞。「ニコルの塔」で第5回ちゅうでん児童文学賞大賞、第22回新美南吉児童文学賞を受賞。おもな作品に「うしろの正面」(岩崎書店)、「十三月城へ エゼル記」(エクリ)、「いつか蝶になる日まで」(偕成社)などがある。
※本サイトに掲載されるサービスを通じて書籍等を購入された場合、売上の一部が朝日学生新聞社に還元される事があります。