
モネとピカソの絵を見分けるハト、孤独に育つと攻撃的になるコオロギ・・・・・・
ヒトをふくむ動物行動の研究を通じて、目に見えない「心」についてさまざまな角度から考える、「動物行動学」。この学問の世界を、第一線で活躍する学者が、子ども向けにわかりやすく解説します。ナゾの多い「心」に迫る1冊!
あえて苦労を選ぶホシムクドリ、人間と心を通わせたヨウム――。こうした実験でみられることがらには、わたしたち人間の心と重なりそうな点がたくさん存在します。最新の研究成果を全30話にわたって紹介! 写真や図も多用してくわしく解説しています。
- 2012年11月30日発売
- 松島俊也著
- 定価1,100円(税込)
松島俊也(まつしま・としや)
北海道大学大学院教授 1957年1月26日、東京都生まれ。東京大学卒業後、ブレーメン大学(ドイツ)、カロリンスカ医科大学(スウェーデン)、上智大学、名古屋大学を経て、2007年から北海道大学教授(大学院理学研究院)。サケ、ヤツメウナギ、キンカチョウ、ウズラ、ヒヨコなど、いろいろな動物の行動と脳の研究をおこなっている。
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