
世界中のサルたちの中で、一番寒いところでくらしているのは、 実は、青森県下北半島の南西端にある脇野沢のサルたちなのです。
彼らは「北限のサル」と呼ばれ、多くの研究者たちの研究対象になっています。下北半島の厳しい自然に体に合わせながら生きのびてきた彼らの知恵、サルやニホンカモシカと適度な距離を保ちつつ共に生きることを大切にしてきた脇野沢の人たち。「脇野沢ユースホステル」の主で写真家、環境省委嘱の国指定鳥獣保護区管理員の著者が写真と文でつづります。 妻のりょう子さんによるコラム「脇野沢だより」も収録。
- 2013年5月25日発売
- いそやま たかゆき (著・写真)、いそやま りょう子 (著)
- 定価1,320円(税込)
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