
文系・理系の研究者がコラボ!
人生を強く賢く生き抜くための、古今東西の偉人のことばを紹介。
アインシュタイン、湯川秀樹、『論語』、『韓非子』…時代を切り拓いた発明者や、いまから何千年も前に生きた偉人たちが残したことばは、時代や国が違っても、不思議と類似性や関連性があります。本著では、人生の指針にもなる古今東西の112の偉人のことばを紹介しています。
著者は、世界的な科学者で東京理科大学学長の藤嶋昭さんと、多くの名著を世に送り出している中国文学者の守屋洋さん。「人生とは」「研究はおもしろい」などをテーマに、若い世代に向けて、人間の本質や人生の醍醐味を説いています。
名言には、朝日小学生新聞で長らく連載「ときめき地球の仲間」を掲載した動物写真家の田中光常さん(故人)の動物写真も掲載。ダイナミックでみずみずしい動物たちの表情が、偉人のことばに彩りを添えます。
人生を深く、賢く、楽しく生きるための教養とヒントが満載の一冊。学生や社会人など、幅広い世代に読んでいただきたいです。
A5版、上製、256ページオールカラー
もくじ
第1章 人生とは
第2章 人のために
第3章 自分を磨く
第4章 希望をもって前向きに
第5章 努力こそ大切
第6章 成功するために
第7章 研究はおもしろい
- 2016年11月30日発売
- 藤嶋 昭・守屋 洋 共著
- 定価1,980円(税込)
藤嶋昭(ふじしま・あきら)
東京理科大学学長。中国工程院外籍院士。1942年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了、工学博士。1967年に酸化チタンを使った「光触媒反応」を世界で初めて発見し、化学界で「ホンダ・フジシマ効果」として知られる。2005年に東京大学栄誉教授。2010年から東京理科大学学長。科学の普及のため、子ども向け科学書の制作や教科書の監修なども手がける。主な著書に『教えて!藤嶋昭先生 科学のギモン』(朝日学生新聞社)、『理系のための中国古典名言集』(同)など。
守屋洋(もりや・ひろし)
中国文学者。SBI大学院大学教授。1932年、宮城県生まれ。東京都立大学大学院中国文学科修士課程修了。中国古典の翻訳や解説に関する書籍を多数執筆している。現代社会で先人の知恵を生かすためにビジネス向けの著述や講演にも力を注ぎ、中国古典を平穏な語り口でわかりやすく説いている。主な著書に『中国古典一日一話』(三笠書房)、『ビジネスに効く 教養としての中国古典』(プレジデント社)など。
田中光常(たなか・こうじょう)
動物写真家。1924年、静岡県生まれ。北海道大学水産学部卒。日本の動物写真家の先駆けとして、戦後から北極や南極を含めた世界各地の動物たちを追い続けた。日本パンダ保護協会会長やエコツーリズム推進協議会理事もつとめ、動物や自然の保護活動にも尽力した。代表作『世界野生動物記』(朝日新聞社)など、100冊以上の著書を手がける。25年にわたり朝日小学生新聞で「ときめき 地球の仲間」を連載。2016年5月に逝去。
※本サイトに掲載されるサービスを通じて書籍等を購入された場合、売上の一部が朝日学生新聞社に還元される事があります。