
こども向け著作権の名著を、最新の著作権法改正をふまえて復活!
2011年に発売した『小中学生のための初めて学ぶ著作権』を、最新の著作権法改正までを採り入れて、内容を一部改訂し、装丁も新しくしました。
SNS全盛のいま、著作権は、小学生のうちから知っておくべき知識になりました。
「ブログに雑誌のページを載せてもいいの?」「友だちのダンス動画をユーチューブにアップしてもいいの?」「学校で映画を上映してもいいの?」など、身近な例をもとに、著作権についてわかりやすく解説しています。
「そもそも著作権は何のためにあるのか」「著作権では、何が守られているのか」「著作権を侵害されたらどうしたらいいか」「著作権のルールは変えることができるのか」など、著作権について、基礎的な概念からわかるように、深く説明しました。
うっかりと他人の著作権を侵害しないためにも、また、自分の著作権が侵害されないように守るためにも、小中学生、保護者、教育関係者必読の1冊です。
<もくじ>
第1章 「社会のルール」について考えてみよう
第2章 まず「著作権のルール」を知ろう①~どんな権利があるの?~
第3章 まず「著作権のルール」を知ろう②~だれが著作権を持つの?~
第4章 まず「著作権のルール」を知ろう③~無断で使える例外的な場合~
第5章 ルールを「使いこなせる」ようになろう~みなさんは「自由」を使いこなせるか~
第6章 「ルールを変える」ことを考えられるようになろう~みなさんは「民主主義」を使いこなせるか~
第7章 著作権クイズ
- 2019年8月31日発売
- 岡本薫・著
- 定価1,540円(税込)
岡本薫(おかもと・かおる)
元文部科学省著作権課長・同学習情報課長 東京大学理学部卒。文部科学省の5つの課で課長職を歴任するとともに、内閣審議官(総理大臣タスクフォースのメンバー)として「ミレニアムプロジェクト:教育の情報化」を策定。また、主要先進国の代表で構成する「ストックホルム・グループ」のメンバーとして「著作権インターネット条約」の策定に主導的役割を果たす。2006年から2017年まで政策研究大学院大学教授。主著に『学校情報化のマネジメント』(明治図書出版)、『著作権の考え方』(岩波新書)、『教師のための「クラス・マネジメント」入門』(日本標準)など。
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