12月13日は「正月事始め」といって、すす払いなど正月の準備を始める日。江戸時代、江戸城で年神さまを迎えるためにこの日にすす払いをしたのが始まりで、一般に広がったといわれます。

千葉県成田市の成田山新勝寺では、13日の午前5時過ぎからすす払いをするのが恒例です。お坊さんや職員たちが、大本堂の本尊や仏像、仏具を清めて、1年のよごれを落とします。天井近くの欄間や入り口の軒下は、約10メートルの笹竹できれいにします。

（朝日小学生新聞2014年12月16日付の記事をもとに再構成）