
冬至は、太陽の力が一番弱まる日で、この日を境に太陽の力は強くなっていくと、昔の人は考えました。「一陽来復」ともいい、冬が終わり、再び春がめぐり来る始まりの日なのです。
【朝日小学生新聞】ふりがなつき。
ニュースがわかる、知識がつく。
冬至の日に、ゆず湯に入ったり、カボチャを食べたりすると、かぜをひかずに過ごせるという言い伝えがあります。野菜不足になりがちなこの時期に、ビタミンAが豊富なカボチャを食べることは、理にかなった昔の人の知恵でした。
(朝日小学生新聞 2015年11月23日付の記事をもとに再構成)