JAXA カメラでの観測に挑戦へ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、月の探査機SLIMと通信ができたと明らかにしました。SLIMの太陽電池パネルに太陽の光が再び当たったといいます。

月では、太陽光が当たる時と当たらない時が約2週間ずつあり、太陽光がないとマイナス約170度にもなります。JAXAは、SLIMがこのきびしい環境に対応できる設計ではないため、再起動はむずかしいとみていました。機体の温度がさがり次第、カメラでの観測に挑戦してみるといいます。

(朝日小学生新聞2024年2月28日付)