
「中学校も楽しいよ」 中高生から届いた生の声を紹介します
「朝日中高生新聞」を読む全国各地の先輩たちが、中学校生活についてのアンケートに答え、応援のメッセージをくれました。一部を紹介します。(戸井田紗耶香)
部活動や新科目に「冒険気分」
「初めまして」の人が多い中学校生活、うまくやっていけるか心配な人もいるかもしれません。友だち作りのスタートに、「自分から話しかけるのは苦手なので、話しかけられたら明るくふるまうことを心がけた」や「絵をかくのが好きなので、そこが共通する人たちに話しかけた」などの経験がよせられました。
中学校には部活動があります。部活選びのポイントとして「体験入部で活動時間や内容などを確認する。勇気はいるが先輩に質問すると、部内の雰囲気や人間関係がわかるのでおすすめ」や「やりたいことから選ぶもよし、友だちと入るもよし。先輩の勧誘も意外と新しい発見になって最高!!」、「勉強や別の習いごとも両立したかったので活動日が少なくて楽しんでできる部活を選んだ」などの声がありました。
勉強面では、古典や世界史など新しい科目が加わります。「英語で表現できる世界が広がるのはとても楽しい」、「先生のヒントを参考に、ゴールにたどり着く方法は自分たちで考える点が小学校とちがう」、「色々な教科担任の先生と話せて楽しい」など、学びがぐっと広がる様子がわかります。
小学校にはない、中学ならではの魅力を聞くと「科目ごとに先生がちがうので教室移動が多く、冒険気分になれる」や「制服がある。お昼は気の合う友だちと食べられる」、「部活が本当に楽しいし、少し自由が増える」などの意見がありました。

先輩も先生も味方だよ
新しい環境への不安は先輩たちも同じだったようです。「付属校なので、受験して入学してきた優秀な友だちと学習する面なども不安でしたが、いざその環境におかれると、だんだんとなじむことができると思います」、「在校生は本当に新入生を楽しみにしていて、そのための準備も実はたくさんしています。先生も先輩もみなさんの味方なので、4月から思いきり楽しんでください」。
(朝日小学生新聞2022年3月2日付)

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