日本人で初めて

一般市民を攻撃するなど、国際的なルールを守らない戦争犯罪にかかわった個人を裁判にかける国際刑事裁判所(ICC)は11日、赤根智子裁判官を所長に選びました。日本人がICCの所長になるのは初めてです。赤根さんは愛知県出身。1982年に検事になり、2018年にICC裁判官になりました。

ICCは去年3月、ロシア軍がウクライナから違法に子どもを連れ去ったことに責任があるとして、戦争犯罪の疑いでロシアのプーチン大統領たちに逮捕状を出しました。

(朝日小学生新聞2024年3月19日付)