
時事通信社の「教育奨励賞」
朝小デジタル版のスクラップで
創造性が豊かで、特色ある教育に取り組む学校などをたたえる時事通信社の「教育奨励賞」。第37回の表彰式が10月31日、東京都中央区の時事通信ホールでありました。新聞などの情報を読み解くメディアリテラシー教育で成果をあげた学校におくられる「新聞通信調査会特別賞」には、「朝日小学生新聞デジタルfor School」を活用している大阪市立北鶴橋小学校が選ばれました。
北鶴橋小は2021年9月、朝小のデジタル版を正式に取り入れました。朝の授業が始まる前、それぞれ気になる記事を選び、タブレット上でスクラップ。感想や意見を入力してクラスメートと共有する「デジタルスクラップ」に取り組みます。
今年度は5、6年生の計45人が使っています。情報通信技術(ICT)を積極的に活用して、メディアに接する姿勢が評価されました。
校長の光井栄雄先生は「毎日、新聞を読む子が増えました。事件や社会の出来事に、前よりも関心を持つようになったという声が子どもたちから上がっています」と話しています。(正木皓二郎)
