若い女性、896市区町村で半分に

民間の研究グループ「日本創成会議」は8日、2040年までに全国1800市区町村のうち896か所で20~39歳の女性が半分以下になるという試算を発表しました。青森市や秋田市といった東北の県庁所在地もふくまれます。若い女性が半分以下になると、介護保険や医療保険など社会保障を続けることや働き手の確保が難しく、「消滅可能性都市」になると指摘しました。

男女別の自治体間の移動状況や子どもの数などをもとに国立社会保障・人口問題研究所が去年3月にまとめた人口推計データから、研究グループが試算しました。

(朝日小学生新聞2014年5月10日付)