詠子が選んだ進路、恋の行方は?

出会った人々と心をつなぎ続けた「言葉屋のたまご」の物語、最終巻です。大事な人の言葉のかたちが変わっていく未来を前に、立ちすくんでしまった詠子。恐怖と不安に押しつぶされ、声を失ってしまった詠子の前に現れたのは……。詠子が進んだ進路、そして永く続いた詠子の恋の結末は?

■お試し読み(第一章冒頭の一部を掲載)はこちら(PDF)

◆『言葉屋10』P247、後ろから2行目、「そもそもおきれらるのかな」とありますが、「そもそもおきられるのかな」の間違いでした。お詫びして訂正いたします。

  • 2024年4月30日発売
  • 久米絵美里・作、もとやままさこ・絵
  • 定価 1,540円(税込)

この本をAmazonで見る
(外部リンク)

作者・久米絵美里(くめ・えみり)

1987年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。『言葉屋 言箱と言珠のひみつ』で第5回朝日学生新聞社児童文学賞を受賞し、デビュー。他の著書に『君型迷宮図』(朝日学生新聞社)、『嘘吹きネットワーク』(PHP研究所)。

絵・もとやままさこ

1982年神奈川県生まれ。武蔵野女子大学文学部日本語日本文学科卒。イラスト、書籍の挿絵などで活動。『夏の日』『ゴムの木とクジラ』『ぜいたくなあさ』『まどろむ、わたしたち』(白鳥博康著、銀の鈴社)などで絵を担当している。

※本サイトに掲載されるサービスを通じて書籍等を購入された場合、売上の一部が朝日学生新聞社に還元される事があります。