独自のパズル教材や先取り学習で子どもたちの「算数力」を開花させてきた塾長が、その秘訣をまとめた『「算数力」は小3までに育てなさい』(田邉亨著、ダイヤモンド社)が発売されました。

著者は、滋賀・彦根発の幼児~小学生向けの学習教室「りんご塾」の塾長です。「算数オリンピック」「そろばん検定」「思考力」を重視し、独自の教材とメソッドで2014年から毎年、算数オリンピックの入賞者を送り出しています。
算数力とは、情報処理能力や論理的思考力をはじめ、未知の問題に挑み、考え続けられる能力のこと。本書では、算数力があれば、近年ますます激化する中学受験に有利になることはもちろん、その後の受験、さらには仕事や人生でさまざまなトラブルに直面しても自分で考えて解決できる、たくましく生きる力に通じると説きます。
そして、算数力を鍛えるカギは、苦手意識がない小学校低学年のうちに「考えることは楽しい」という気持ちを身につけることだと言い、りんご塾の独自メソッドや家庭で実践できる環境づくり、声かけの秘訣などを紹介。「テストで悪い点が続く子どもにどう声をかければ?」「ゲームやYouTubeばかりしている子どもでも大丈夫?」といった親の悩みにも答えています。
算数が得意になってほしい、勉強が好きになってほしい、社会で活躍できる人になってほしいと願う親の指針となりそうな1冊となっています。
【目次より】
はじめに
プロローグ 子どもの将来にもっとも大事な「算数力」
第1章 「算数力」は小学校低学年までに決まる
第2章 「算数力」を育てるための環境づくり
第3章 「算数力」をぐんぐん伸ばすりんご塾メソッド
第4章 「算数力」を育てる声かけ
第5章 Q&A 田邉先生教えて! こんなときはどうすれば?
第6章 結局「算数力」がある子がすべてに勝つ
エピローグ 「4つ目のりんご」になりたいという私の夢
巻末特典 まずはこれから! 「天才パズル」超・厳選版!
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