今日から、新しいお札(紙幣)が発行されます。新紙幣は1万円札に渋沢栄一、5千円札に津田梅子、千円札に北里柴三郎がえがかれます。それぞれどのような人物なのでしょうか。(奥苑貴世)

日本銀行が公開した新しいお札の見本。うらには、1万円札は東京駅(丸の内駅舎)、5千円札はフジの花、千円札は葛飾北斎の「冨嶽三十六景(神奈川沖浪裏)」がえがかれています Ⓒ朝日新聞社

自由研究・探究学習のヒント

キーワード #ユニバーサルデザイン #日本銀行 #財務省

・新しいお札に取り入れられた「ユニバーサルデザイン」。どこが工夫されているかな?これまでのお札と比べて考えたり、調べたりしてみよう。
・渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎の3人のうち、とくに興味のある人についてくわしく調べてみよう。
・お札や硬貨(100円玉など)はそれぞれどこで、どのように作られているのかな?

20年ぶり/ユニバーサルデザイン採用

渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎 日本の近代化に貢献した3人

お札のデザインが新しくなるのは20年ぶりです。最新の技術を使って、にせ札がつくられるのを防ぎ、障がいなどがある人にも使いやすくする「ユニバーサルデザイン」も取り入れられています。

財務省によると、お札にえがかれる人物は①偽造を防ぐため、なるべく細かく正確な写真が手に入ること②品格のある、お札にふさわしい肖像であること③国民に広く知られていて、その業績が広く認められていること、といった点から、今回は明治時代以降の人物から選ばれています。今回の新紙幣にえがかれる3人については、それぞれの分野で秀でた業績があり、産業の育成・女性活躍・科学の発展といった面からも日本の近代化をリードし、大きく貢献した人たちだとしています。

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