勉強する機会をもったり、自由に意見を表したりする「子どもの権利」を知っていますか? 世界中の子どもたちが一人の人間として持つ権利を定めた「子どもの権利条約」が35年前の1989年に、国際連合で採択されました。日本がこの条約に参加したのは94年で、今年で30年をむかえました。(奥苑貴世)

自由研究・探究学習のヒント

キーワード #子どもの権利条約 #国際連合 #ユニセフ

・「子どもの権利」には他にどんなものがあるか、調べてみよう
・大人がもつ権利と、子どもの権利のちがいはどんなものがあるかな。考えてみよう
・ユニセフ(国際連合児童基金)はどんな活動をしているのかな? 調べてみよう

安心して意見言える学校に

日本ユニセフ協会がアンケート

子どもの権利条約は、18歳未満の子どもたちに、一人の人間としてさまざまな権利を認めることを決めています。196の国・地域が、この条約を守ることを約束しています。

子どもの権利条約には、四つの原則があります。①差別のないこと②子どもにとって最もよいこと③命を守られ成長できること④子どもの意見が尊重されること、です。これらの原則は日本の「こども基本法」にも取り入れられています。

子どもが成長する中で必要な配慮や保護など、子どもならではの権利も定められていることも特徴です。例えば「教育を受ける権利(第28条)」や「休み、遊ぶ権利(第31条)」などがあります。また、自分に関係することについて、自由に考えを言うことも「意見を表す権利(第12条)」として認められています。

1万3千件の回答

このような子どもの権利は、子どもたちが多くの時間を過ごす学校で、どれくらい知られ、守られているのでしょうか。

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