料理の楽しさと科学の魅力を伝えながら、「なぜ?」に答え、学びの基礎づくりへと導く『キッチンで頭がよくなる! 理系脳が育つレシピ』(中村陽子著・辻義夫監修、飛鳥新社)が発売されました。

1,760円(税込み)

本書は、「色が変わる甘酸っぱいムース」や「お箸で切れちゃうやわらかステーキ」といった数々のレシピに科学的ポイントが書かれています。親子でおいしい料理やおやつを楽しく作りながら、各工程に潜む「なぜ?」を解明できる仕掛けです。

夏休みの自由研究のテーマ探しや理科の勉強に生かせる内容をはじめ、中学受験で出題される内容も取り入れられ、受験生にも役立つ情報が満載となっています。

「作ってみたい」「食べてみたい」というワクワクした気持ちから、身の回りの不思議を探求する習慣づくりへ──。中学受験を控えた小学校高学年はもちろん、塾通いを始める中学年・低学年の子どもたち、料理や科学が好きな中学生も楽しめる1冊です。

カラフルケーキずし:浸透圧によるきゅうりの水分の排出

【レシピから】

■PART1:温度
スピードジェラート:氷に「塩」をかけて作るジェラートの秘密
逆さ卵と半熟卵:卵の白身と黄身が固まる温度の違い

■PART2:色
あわもこムース:ぶどうの色素がピンクや青に変化する魔法
デザインフルーツ:フルーツの中の色が酸素に触れて変化

■PART3:濃度・密度
丸ごとスイートポテト:砂糖ゼロで甘くてヘルシーな秘密
3層のフルーツサイダーゼリー:浮力の違いによる層分け

■PART4:酵素
やわらかステーキ:キウイフルーツの成分で牛肉をやわらかく
くまさんパン:イースト菌による生地の膨張

■PART5:空気
ショートケーキ風いちご白玉:白玉が浮いてくる理由

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