
世界文化遺産に登録されることが決まった「佐渡島の金山」(新潟県佐渡市)は、西三川砂金山と、相川金銀山と鶴子銀山からなる「相川鶴子金銀山」で構成されています。佐渡島でもっとも古い金山とされるのが西三川砂金山です。どんな風にとっていたのでしょうか? 砂金をとる体験ができる「佐渡西三川ゴールドパーク」をたずねました。(佐藤美咲)
自由研究・探究学習のヒント
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・日本には佐渡金山以外にも、金山として栄えた場所があるよ。調べてみよう
・日本の世界遺産はほかにどんなものがあるかな?
・佐渡島はどんな島か調べてみよう
砂金がとれるまでを動画で見てみよう!
ゆすって、しずめて、流すのくり返し
砂金は、地表に現れた金が川の水などで細かくくだかれ、流れ出たものです。

江戸時代、西三川砂金山では山をほってくずし、大量の水を一気に流して砂金をとる「大流し」という方法がとられました。周辺にはいくつもの水路が作られ、もっとも長いもので9キロ以上におよんだそうです。

佐渡西三川ゴールドパーク専務の中善寺秀和さんは「昔の人は一獲千金をねらって、砂金を探していました」と説明します。
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