平均の+2.16度 偏西風の影響で

気象庁は1日、7月の全国の平均気温が、1898年に統計をとり始めてから、7月として最も高かったと発表しました。全国15の観測地点の平均気温を1991~2020年の平均値との差でみると、今年7月は2.16度高くなりました。

偏西風がいつもより北寄りを流れたことで、南の暖かい空気が日本列島に入り、気温が上がったとみられます。

偏西風

地球のまわりを西から東へ向かって流れる強い風。北半球では、日本やアメリカ、ヨーロッパなどがふくまれる中緯度地帯の上空を流れています。

(朝日小学生新聞2024年8月3日付)