チャイルドシートの使い方の正しい例と悪い例 JAF東京支部提供

JAF 目安を10センチ引き上げる

チャイルドシートは法律で、6歳未満を車に乗せて運転するときに使わなければいけないことが決まっています。

車の座席やシートベルトは大人に合わせてつくられているので、体が小さい子どもはチャイルドシートなどを使わないと、事故のときに車の中で頭や体を強くぶつけたり、シートベルトが体を圧迫したりして、命を落とすこともあるからです。

警察庁のデータによると、6歳未満がチャイルドシートを使わなかった場合、正しく使っていた場合より、事故で命を落とす割合が4倍以上になります。

ただ、6歳以上については法律による決まりはありません。使わなかったからといって違反にはなりません。

ただし、JAFは「子どもの体格によっては車のシートベルトが十分な効果を発揮できず、命を守れない場合がある」として、以前から年齢に限らず、「身長140センチ未満の子ども」にチャイルドシートをすすめてきました。

JAF以外にも、さまざまな交通安全活動をする団体や企業が独自に「135センチ未満」や「150センチ未満」などと基準を設けています。

「首にシートベルト」などの危険を減らす

JAFは9月からこの基準を「150センチ未満の子ども」に引き上げることにしました。引き上げたほうが、首やおなかにシートベルトがかかるリスクなどを減らし、車内の子どもの安全をさらに高められると判断したからです。

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