11月5日、アメリカ(米国)大統領選挙が行われます。民主党のカマラ・ハリスさんと共和党のドナルド・トランプさんが争います。それぞれの経歴や政策をまとめました。世界中から注目を集める米大統領選。注目すべきポイントは? 世界情勢への影響は?(小勝千尋)

カマラ・ハリスさん(民主党)
民主党 政府に積極的な役割を求め、福祉や人権を重視する

ドナルド・トランプさん(共和党)
共和党 政府の役割を小さく抑え、伝統的な価値観を大事にする

真逆のようで似た政策も/国民の関心は国内の問題に
米国の政治にくわしい同志社大学准教授 三牧聖子さんの話

今回の選挙で米国国民の関心は国内問題に向いています。どちらかで未来が変わるともいわれますが、主張は似ている点もあります。
たとえば、メキシコとの国境周辺で入国書類を持たずに米国に来る「不法移民」の問題。トランプさんは大規模な「強制送還」をするといいます。一方、ハリスさんはかつてはトランプさんに反対していましたが、きびしい措置を求める声が多くなり、いまは国境を厳格に管理する政策を掲げます。
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