世論の反発で方針を変更

石破茂首相は6日、自民党内のグループ(派閥)が裏金をつくっていた事件で処分を受けた議員のうち、処分の重かった一部の人を、次の衆議院議員選挙で政党の公式な候補者として認めないことにしました。萩生田光一元政調会長たち少なくとも6人が対象となりそうです。お金の出し入れを記録する報告書を書いていなかったほかの議員については、小選挙区と比例代表の両方で立候補することは認めない考えです。

首相は、裏金の問題は議員を公認するかの基準にしない方針でしたが、世論の反発などで変えました。

(朝日小学生新聞2024年10月8日付)