大雨で流れこんだ土砂や流木が積み上がったままの海岸=20日、石川県珠洲市 ©朝日新聞社

地震と二重被災 なお残る流木・土砂

大きな被害が出た能登半島の記録的な豪雨から、21日で1か月となりました。能登半島では今年1月の地震から復興する中で水害が起き、「二重被災」となりました。多くの地域で今も流木や土砂が残ったままです。

石川県によると、豪雨で亡くなった人は14人、行方が分からない人が1人です。住宅被害は18日までに判明した分だけで、全壊19棟、半壊36棟、浸水が1373棟。このうち仮設住宅の浸水が計222棟でした。調査が進んでいないため、被害棟数はさらに増えそうです。

(朝日小学生新聞2024年10月22日付)