世界遺産は頻出 近代化支えた鉱山注目
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界遺産に「佐渡島の金山」(新潟県)が文化遺産として登録されることが決まりました。世界遺産にかんする出題は例年、数多くみられ、とくに日本国内で新たな登録地が決まると、そのニュースを切り口にした問題がもりこまれます。2025年度の入試でも(おそらく)多くの中学が出題するのではないでしょうか。

まずは特徴を確認。佐渡島の金山は「西三川砂金山」と、相川金銀山と鶴子銀山からなる「相川鶴子金銀山」で構成されています。16~19世紀にかけて世界の鉱山で機械化が進むなか、伝統的な手工業による技術や体制をととのえ、金を生産するシステムをより深めたことを示す遺構――。
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