ミストを浴びながら猛暑の東京・浅草を歩く観光客たち=7月 ©朝日新聞社

2024年 産業革命前と比べて

ヨーロッパ連合(EU)の気象情報機関は7日、2024年の世界の平均気温は、18~19世紀ごろの産業革命の前と比べて1.5度以上高くなる見通しだと発表しました。

今年10月の世界の平均気温は15.25度で、過去2番目の暑さに。年間の平均気温は、産業革命前と比べて1.5度より高くなるのは「ほぼ確実」だといいます。気候変動対策の国際ルール「パリ協定」では、気温の上昇幅を1.5度までにすることが目標。今年の気温のために目標が達成できなくなるわけではないものの、厳しい状況です。

(朝日小学生新聞2024年11月12日付)